名前 | 原戸 竜也(はらと たつや) |
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1981年 | 兵庫県明石市生まれ |
2004年 | 関西学院大学法学部法律学科卒業 |
2007年 | チュラロンコン大学文学部付属 インテンシブタイプログラム修了 |
2007年 | 日系測定機器メーカータイ現地法人入社 |
2008年 | タイローカル資本の切削工具、測定機器商社入社 |
2011年 | THAI H1 CO., LTD. 設立 |
大学を休学して留学していたニューヨークで、自分がアジア人であることを思い知る。
大学卒業後、東南アジアをバックパックひとつで放浪。タイ、マレーシア、シンガポール、カンボジア、ベトナム、ラオスを周遊する中で、タイの社会全体から発せられる活気に魅了されていく。
最初に入学したタイ語学校で「20年前にタイに駐在していた」という、当時は早期リタイアでタイ語を習っている元大手広告代理店のタイ駐在員に出会う。タイでのビジネスについて様々なことを教えてもらう中で、「日本人に同行するタイ人通訳が、雇用主の利益を考えない通訳を行うことで交渉が決裂する」という問題を知り、自らタイ語で交渉できるようになることが重要だと考え、タイのチュラロンコン大学文学部付属の外国人向けタイ語コース「Intensive Thai Program」に編入し、修了。
■「Intensive Thai Program」卒業証書授与式の様子
日系製造業メーカーのタイ現地法人で営業を経験後、更に実践的なタイ語を習得するために、敢えてタイローカル資本の中堅工具商社(主な取扱製品は切削工具、測定機器)に入社。既存顧客である日系企業への営業、新規顧客開拓、新規取扱製品開発、マーケティングなどを担当。
販売代理店として取扱いをしていた日系測定機器メーカーの、タイ進出サポートを業務として行った際に、日系企業のタイ進出には「タイに精通した進出コーディネーター」と「タイ語を使った進出後のマーケティング活動が必須である」と改めて実感。これこそ、自分の今までの経験とスキルが社会から求められるている分野だと感じ、日本企業の「タイ進出支援」と「タイ語マーケティング」を行う企業としてTHAI H1 CO., LTD.を起業。
現在では、ネイティブレベルでコミュニケーション可能なタイ語能力と、日本企業・タイ企業双方の考え方を理解できる数少ない日本人であることを強みとし、タイ進出支援事業としてはタイ進出前の「タイ市場調査」から、クライアントの希望に応じた「アポイントメント取得代行」、タイ進出のひとつの選択肢としての「M&A仲介」までを行い、約50社のタイ進出をサポート。タイ市場調査においては、JETRO、矢野経済研究所をはじめとする調査会社のタイ調査案件を担当。
■タイ進出支援を行った企業例(1)
Donuts Bangkok Co., Ltd.(BOIの取得、通訳、会計事務所の紹介等)
■タイ進出支援を行った企業例(2)
Astec Paints (thailand) Co., Ltd.(タイ進出前調査、アポ取り代行、ビザ取得等)
■調査を担当したレポート例(1)
タイにおける工作機械関連製品代理店調査報告書(PDFダウンロード)
■調査を担当したレポート例(2)
日本企業がタイ企業をパートナーとしてビジネスを始める際の留意点~製造業を中心とした契約形態別のポイント~(PDFダウンロード)
■取材コーディネートを担当した例
テレビ東京の番組「日経スペシャル 未来世紀ジパング」の2013年2月18日放送分において、番組後半の製造業関連の取材のコーディネートを行いました。
タイ語マーケティング事業としては日系企業、タイローカル企業合わせて100社以上のクライアントのサポートを手がけている。クライアントとの直接取引がメインではあるが、タイ法人の「無い」大手日系マーケティング企業に持ち込まれたタイ語案件の裏方としても活躍している。
趣味は読書、ドライブ、DIY。休日は3歳の長男と一緒に、タイ人である妻の実家のチャチュンサオ県の大自然でゆっくりするのが楽しみ。
将来の夢はタイで新しい日本人学校を作ること。
チャチュンサオにて